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冤罪を創る人々 »
第六章(10年間の財政の推移) »
106 銀行取引
2005-07-05
2.緊急時の対応
(1) 銀行取引
1、 平成5年9月28日にマルサの捜索を受けるまでは、銀行との取引は極めて良好であった。
短期の運転資金だけでなく、長期の投資資金についても、私が希望すれば容易に融資を受けることができた。
しかし、マルサの家宅捜索を受け、私が犯則嫌疑者の烙印を押されてからは様相が一変した。既存の融資については、早期の弁済を求められることまではなかったものの、新規融資の道は閉ざされた。
従って、資金繰りは全て私の範囲内で行なうことを余儀なくされたのである。もっとも、私の場合、銀行からの融資は専ら先行投資資金に限られており、運転資金については例外的なものであったため、事務所の資金繰りに直ちに影響することはなかった。
2、 取引銀行以外の銀行についていえば、従来、少なからぬ人数の人達が親しそうに私の周りに集まって来ていた。それが、一部の例外を除いて、一夜にして、他人になった。ことに、平成8年1月26日に私が逮捕されてから後は、銀行マンの変身ぶりは見事という他はなかった。
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